出演者紹介とコメント

演目、メッセージ、プロフィールなどご紹介します

 

◆市原民子

①演目
『名もない人々』Les gens sans importance
作詞・作曲:Yves Duteil/訳詞:アン・あんどう

②メッセージ
100年の時の流れの中、世に名を残さない人の方が多いだろう。一人一人の営み、喜怒哀楽はどこにいってしまうのだろうか。でも、確かに在った。そしてそれを受け止める人も確かに居た。
小さな私たちへの愛おしさを歌いたい、とこの曲を選びました。
(選曲後に「百年の孤独」を読みましたが、”名もない”どころか名前の連呼に翻弄されながらの読書でした!)

③プロフィール
関西学院大学卒業後にミュージカル養成所で学び、小劇場の舞台に立つ。
約10年の役者生活を経て、2007年シャンソニエ「ジルベール・ベコー」のオーディションを機にライブハウスで歌い始める。「歌手は女優である」を座右の銘に、音楽と言葉が緻密に絡み合うシャンソンの世界の面白さを追及中である。
ボーカル講師としても活動中。

◆SNS情報
ブログ【ごゆるり】https://ta-my.jugem.jp/
ボーカルレッスン【Nobby Voice】 https://www.ekiten.jp/shop_84458473/

 

◆岩本節子

①演目
『私の孤独』

作詞・作曲:ジョルジュ ムスタキ/訳詩:ヒロコ ムトー

②メッセージ

シャンソンを学び始めたころから、とても好きな曲です。いつも自分のそばに 寄り添ってくれてる大切な存在、それが  孤独❗️ だなんて衝撃でした.でもなぜか、心に深く沁みる。この心象風景を描けるなんて、ムスタキはすごいこの世界をさりげないメロディの中に、淡々と表現している。素晴らしいと思います。さて、その世界を どう歌って表現できるのか、課題がいっぱいです。

③プロフィール

幼い頃より歌う事が何より好きでした。嬉しいにつけ、悲しいにつけ、いつも歌って来ました.学生時代は ずっとコーラスで歌い、良き師に恵まれて発声方法を学び、それから 私の歌世界が変わってゆきました。シャンソンに魅せられたのは すでに子供3人を育てる30代の頃。ホテル阪神のラウンジから始まり今は無い京都のパリ野郎で、10年、その後、心斎橋の コンテローゼで10年、毎月出演させていただきました。歌い続けて、37、8年❗️今はガラコンサート、枚方パリ祭、各種ライブなど、大切に歌わせていただいてます。自分の歩調に合わせて、ボチボチ、一歩一歩で、進んでまいりたいと思います❣️笑


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◆大滝善子

①演目
『Vieviolence』

作曲:R.Galliano /作詞:C.Nogarno /訳詞:ヤスコ Wild


②メッセージ

ピアソラを思い描くミステリアス且つ情熱的な楽曲に惹かれました また神秘的で深く考えさせられる訳詞に 歌うほどに新鮮さを感じます。



③プロフィール

山口市出身。国立音楽大学卒業後は電子楽器でアレンジなどの教鞭をとる、 山口県学生音楽コンクール審査員など後進の育成に従事のち2015 年からヴォーカリストとして岡山を拠点に活動中。


◆SNS情報

facebook:YoshikoOotaki

Instagram:YoshikoOotaki

 

◆カイエ文乃

①演目
『冬の庭』(原題:Jardin d'hiver)

作詞&作曲:Keren Ann & Benjamin Biolay/訳詩:カイエ文乃


②メッセージ

もう戻らない恋人を迎えるため、温室を美しく整えて一人待ち続ける。

アンリ・サルヴァドール晩年の世界的ヒット曲。

サルヴァドールはフランス領ギアナ生まれでカリブ族の血を引き、作詞作曲者の独りで創唱者のケレン・アンはユダヤ系ロシア人とジャワ系オランダ人の血を引く。

多彩な民族文化の血脈が融合して音楽が生まれていることを忘れてはならない。



③プロフィール

ヴォーカリストとしての活動は京都にて1994年よりタート。独自の世界観に従い、自身によるオリジナル歌詞でフランスのシャンソン、ドイツのキャバレーソング、南米の歌を歌う。マレーネ・ディートリッヒとジュリエット・グレコ楽曲歌唱はライフワークのひとつ。2024年春、海江田文から改名。取材ライター&編集プランナーとしての顔も持つ。


◆SNS情報

facebook:https://www.facebook.com/fumi.kaieda.9

blog:https://nonchalante23.blog.fc2.com

 

◆笠井美幸

①演目
『忘却Oblivion』

作曲:アストラ・ピアソラ/1921年生まれ。アルゼンチンタンゴに大革命を起こした人物です。ピアソラは元来のタンゴの楽曲にクラシック構造やジャズのセンスを取り入れ独自の音楽形態を生み出した。1992年ブエノスアイレスにて71歳で死去。

 

②メッセージ

人生という名の道は、別離、出会い、それら全ては時を刻み、そして無垢の霧の忘却の彼方へと消えてゆく。


③プロフィール

相愛大学音楽部声楽学科卒。パリ・エコール・ノルマル音楽院短期留学。関西二期会正会員を経てシンフォニーホールにてアリアの夕べでデビュー。フランス歌曲コンクールDebussy「Aquarelles Green」で入選。のちシャンソンに転身定期的ソロライヴ、コンサート活動を展開。現在5ヶ所の教室にて指導に携わる。


◆SNS情報

Youtobe、Miyuki Kasai 笠井美幸で検索にて閲覧及び視聴可。

facebook:笠井美幸

 

◆河野洋一

①演目
『残されし恋には』原題「Que reste-t-il de nos amours」

作詞・作曲・歌唱:シャルル・トレネ

 

②メッセージ

耳心地の良い曲調で世界的にも有名な曲です。「I wish you love」の題名で英語圏でも多く歌われています。


③プロフィール

2001年「Concours J'aime chanter」でグランプリ受賞、以来東京都内でのライブ活動開始、2009年より大阪でも活動開始、シャンソン、ジャスを中心に音楽活動を行っている。

 

◆甘南博子

①演目
『儚い愛だとしても』

作詞・作曲:ジャンジャックゴールドマン/訳詞:矢田部道一

 

②メッセージ

この世の全てのものは絶えず変化していきます

花も一瞬のきらめきを放ち そして形を変えていきます

でも一瞬のきらめきだからこそ心に深く残り儚いものなのだと感じるのではないでしょうか。この歌は時が流れるようように人の心も移り変わっていく儚い愛の歌です。儚い愛だったけれどもまた一歩前に進んでいこうとする気持ちを心を込めて歌いたいと思います。


③プロフィール

1996年より歌手活動開始。現在パリ際等のコンサート ホテル ライヴハウスに多数出演中。 カルチャーセンター ヤマハシャンソン教室にて講師を勤める。1998年よりイベント企画にも携わり精力的に幅広く活動を続けている。

 

◆北川太朗

①演目
『結婚記念日』

作詞・作曲:シャルル・アズナブール/訳詞:岩谷時子

 

②メッセージ

生活の全てがどんどん合理的になってゆく昨今、幸せの価値が大きく変わり始めているように感じます。世界中、国中、地域、そして愛するパートナーとの営みに本来あるはずの手肌の温もり、交わす言葉、息遣い、思いやり、希薄になっていないでしょうか。これは若い夫婦の小さな小さな幸せ探しのお話。

 

③プロフィール

大学時代は学生演劇に明け暮れ、路上独り語りを40歳まで続けた。その後出口美保に師事。「シャンソニエジルベールベコー」のカウンターボーイを経てレギュラーとしてデビュー。2021年「宝塚歌謡祭」最優秀賞受賞。コミカルナンバーや激情的なシャンソンを時には独自の訳詞で歌う。シャンソニエのレギュラーを務めながら単独公演をライフワークにしている。初恋は松坂慶子。好きなブランドは「しまむら」。


◆SNS情報

ホームページ https://tarokitagawa.webnode.jp/

Instagram:tarokitagawa_chanson

 

◆豪 佑樹

①演目
『イザベル』

作詞・作曲:シャルル・アズナブール

 

②メッセージ

私はシャルル・アズナブールの作品が大好きです。自分の生き方と重なる部分もあり、ドラマチックな表現に魅力を感じます。詩の半分が「イザベル」と名前を呼び続ける恋する男の哀しく切ないドラマです。

 

③プロフィール

福井県立盲学校経て、1979年3月武蔵野音楽大学卒、1985年3月小椋佳、作詞作曲「ガラスのTP」で伊藤あきひろとして歌手デビュー。同年、世界的TP奏者故、ニニ・ロッソ氏のコンサートツアーにゲスト出演。朝日放送、福井放送、JBS日本福祉放送でラジオのパーソナリティーの傍ら専門学校の非常勤講師を務める。1996年より故深緑夏代氏に師事、デビューより近年までバースデイコンサートをリサイタルホール、迎賓館等で開催。「豪 佑樹シャンソンコレクション」「豪 佑樹懐メロワールド」リリース、発売中。

 

◆坂尾彰彦

①演目
『ブラボー・クラウン』Bravo Pour Le Clown

作詞:H.Contet/作曲:Louiguy/訳詞 岩谷時子

 

②メッセージ

第22回KCAガラコンサートのテーマが「百年の孤独」という事で道化師の表の顔と裏の顔を思いつき選曲させて頂きました。

 

③プロフィール

1984年「シャンソニエ・ジルベール・ベコー」オーディション合格後、プロ活動に入る。C.Dアルバム「坂尾彰の素顔」「俺はコメディアン」を制作発表。2011年9回目のリサイタルを経て、関西を中心にシャンソン教室の講師、ライヴハウス、イヴェント等に出演。

 

◆柴田乃生子

①演目
『孤独の歳月』Annees De Solitude

作曲 :Astor  P'iazzolla/作詞:Maxime Le Foretier/訳詩:別府葉子

 

②メッセージ

コンサートテーマが「百年の孤独」と聞いた時 この曲、内容が頭に浮かびました

「百年の孤独」と同じく 南米の舞台で… 原詩の中には《百年の孤独》という歌詞が出て来 この詩が「百年の孤独」をもじって書かれたものだと思われます。

 

③プロフィール

シャンソンというジャンルを知り 早や30年を迎えようとしています

各地でライブに出演させて頂いたり 機会があればワークショップ等させて頂き、シャンソン人口を増やす!若い人に もっと知ってもらいたい!と 今は後継者の指導に力を注いでいます。


◆SNS情報

facebook: 柴田のぶこ

Instagram: nobukochanson

 

◆須山公美子

①演目
『私の最後の意志』

作詞:Sylvain Lebel /作曲:Alice Dona/訳詞:須山公美子

 

②メッセージマルケス「100年の孤独」が今回のテーマですが、この世界は不条理が渦巻いています。因果の理法は複雑にからみあい、小さな火種があっという間に世界を滅亡させるかもしれません。ひとは不完全で無力で、出来る事は余りに小さいが、絶望したくない。世界の痛みを想像する力を養いながら、歳を取りたいと思います。

 

③プロフィール

関学在学中、79年ロックバンドでライブハウスデビュー。オリジナルシンガーとシャンソン歌手の二足の草鞋を履き続ける。作詞作曲・訳詞・イベント企画・シャンソン講師・ラジオパーソナリティと、多彩且つ、こだわり全開に活動中。

FM宝塚「宝塚とシャンソンの熱~い関係」パーソナリティー。日本シャンソン発祥の地・宝塚から、2027年日本シャンソン100年を発信するべく奮闘中。

 

◆SNS情報

須山公美子公式ブログ「歌と馬と猫」は、昨年夏、楽天アカウント不正使用に遭った余波で現在閉鎖中です。再開をお待ち下さい!

facebook:須山公美子

 

◆つのだよしひろ

①演目
『夜が泣いている』

フリオ・イグレシアス

 

②メッセージ

フリオ・イグレシアスの曲

「夜が泣いている」を故アンあんどうさんが訳詞

歌手 香川有美さんが歌われています。初めて聴いた時、叙情的で良い歌ですねとはなしたところ「貴方なら歌ってもいいわよ」と言われましたが歌う度に難しさを感じる曲です。

 

③プロフィール

10代よりTV・ラジオと数多くのメディアに出演。本格的にシャンソンを始めたのは、 故・深緑夏代氏との出逢いにある。

毎年秋、チャリティーコンサート『E PENSO A TE 』を開催、。日本レスキュー犬協会に募金活動している。現在、NHKカルチャー梅田校、プライベートレッスンをOffice Hiroにて 講師を務める他、東京、名古屋、大阪、京都、神戸 にてライブコンサートに出演。昨年、セカンドアルバム「Alibi アリバイ」をリリース。好評発売中! 琴線に触れるシャンソン.カンツォーネを歌いつづけていきたいと思っている。

 

◆SNS情報

ブログ つのだよしひろ

facebook:つのだよしひろ

 

◆夏原幸子

①演目
『私のお船』

 

②メッセージ

「私のお舟」は、ユダヤ人ヴァイルがナチスから逃れ、アメリカに亡命し、4年後の1941年に作ったミュージカル(闇の女)の、情緒不安定なヒロインが、子供の時、いつも父親と歌っていた回想の歌である、今は一人で働きながら、生きている孤独な女の心理を、美しいメロディーで歌う。

 

③プロフィール

22歳より、劇団大阪の俳優を続けている。39歳の時、ベルトルト・ブレヒト作、クルト・ヴァイル作曲の歌芝居「マハゴニー」で、ベグビクと言う役をやることになり劇中歌を歌った。初めての経験だった。ドラマティックな歌に惹かれて、思いがけずシャンソンの世界入れて頂いた。

 

◆藤井レイ子

①演目
『マダム』

作詞・作曲:バルバラ/訳詞:矢田部道一

 

②メッセージ

戦後が戦前に変わらないことを願いながら~

 

③プロフィール

ヤマハ音楽講師を経て、1985年NHKオーディション、ベコーオーディション合格と同時に活動開始。2002年、2007年にアルバムを発表。コンサート、ライブ出演、教室主宰、らいぶはうすサンジャンをプロデュース。

 

◆SNS情報

サンジャンのHP https://www.saintjean-music.com

 

◆星奈佐和子

①演目
『トワ』

作詞・作曲:アラン・バリエール/訳詞:薩摩 忠

 

②メッセージ

この曲を選んだのは、アラン・バリエールの代表曲で、とても大きな曲だから選ばせていただきました。

 

③プロフィール

宝塚歌劇団出身、在団中より深緑夏代に指示。退団後はシャンソンのステージ他 また関西のシャンソンライブハウスにレギュラー出演多数。2008年CDアルバム「愛の旅立ち」を発売。新響楽器音楽教室 シャンソン講師。

 

◆涼子

①演目
『千拍子のワルツ』

作詩・作曲:ジャック・ブレル/訳詞:ほさか夏子

 

②メッセージ

1959年、ジャック・ブレル作詞・作曲によるシャンソンで、次第にアップテンポとなり、恋のときめきや恋の喜びが歌われています。日本では、1960年、宝塚歌劇星組グランド・ショー「華麗なる千拍子」の中で、歌われました。理不尽なこと、得体の不明なことが渦巻く昨今、エネルギッシュな恋の歌で、素敵な春を待ちわびたいものです。

 

③プロフィール

兵庫県西宮市出身。シャンソンを菅美沙緒氏、出口美穂氏に師事。大阪ベコーオーディション合格後、音楽活動を開始し、シャンソン、ミュージカルなどを歌う。

しばらく活動を中止していたが、2024年7月から再開。現在、神戸市摂津本山のライブハウス、サンジャンなどに出演中。

 

◆SNS情報

facebook:吉田涼子

 

◆ヤスコWild

①演目
『孤独への道』

作詩・作曲:ジャック・ブレル/訳詞:ヤスコWild

 

②メッセージ

このコンサートのテーマが「百年の孤独」ですので究極の孤独について見つめなおしたいと思いこの曲を選びました。

 

③プロフィール

歌手、訳詩家、エッセイイスト、KCA/NPO法人関西シャンソン協会 理事長 シャンソン歴50年。

 

◆SNS情報

http://www.kansaichanson.com/

E-mail  info@kansaichanson.com

 

◆梨里香

①演目
『夜桜お七』

作曲:三木たかし/作詞:林あまり/フランス語訳詞:梨里香

 

②メッセージ

シャンソンを歌い始めたのは、原詩(フランス語)の豊かさや美しさに惹かれたからですが、それが高じて日本の楽曲を仏訳し歌うようにもなりました。様々な曲に挑みましたが、中でも演歌をフランス語に訳すという大胆な試みは、不思議な歌の世界を生み出しました。季節は春。フランス語版『夜桜お七』が、どんなサクラを咲かせてくれるでしょうか…是非、お聴きください。

 

③プロフィール

同志社大学文学部卒業、パリ第Ⅳ大学(ソルボンヌ)留学。関西、関東のライヴハウス、また「ガラコンサート」「大阪パリ祭」「サンケイパリ祭」「ベコーコレクション」「フランス語で歌うシャンソン:テレマンアンサンブル」等コンサート多数出演。シャンソンを原詩、また自身の訳詞で歌う一方、日本の楽曲を仏訳し歌う。昨年、アルバム『BENTO:フランス語でうたう日本の歌』をリリース。奈良日仏協会理事。日本シャンソン協会、関西シャンソン協会、日本訳詩家協会会員。

 

◆SNS情報

facebook:中辻梨里香  

Instagram:jun.nktj018

 

ピアニスト
◆立津博

③プロフィール

武蔵野音楽大学器楽学部ピアノ科卒業 卒業後、フリーのミュージシャンとして作曲・編曲・ピアノ演奏を行っている。 日本シャンソン協会主催の「大阪シャンソンフォリー」で音楽監督を数年間務める。